【オススメ映画：３】人生スイッチ（原題：Relatos salvajes）
こんな方にオススメ：人間的な怖さを感じたい方，不思議な世界を感じたい方（グロテスクが苦手な方には，オススメしません）
オススメ度：★★★★☆
映像・演出：★★★★☆
ストーリー：★★★★☆
音楽：★★☆☆☆
演技：★★★★☆
キャスト・スタッフ
キャスト：ダリオ・グランディネッティ，レオナルド・スバラグリア，オスカル・マルティネス，他
監督・脚本：ダミアン・ジフロン
あらすじ
飛行機の乗客たちは、不思議なことに全員に共通点があり……（『おかえし』）。偶然にも自分が働く店を訪れた親の敵に遭遇した女性に、調理担当が料理に毒を入れることを提案する。さすがに毒はと戸惑うが……（『おもてなし』）。ドライバーは走る車もほとんどない道路で、追い越しを邪魔するボロ車を抜き去るが……（『エンスト』）。
評価点
映像・演出：★★★★☆
撮影方法は，意図的にハンドカメラを使用して，映像をブレさせるなど工夫がされていると思いました．
ストーリー：★★★★☆
すべてのストーリーが人間の狂気しか感じない内容です（笑） ．よくこんなに人間の狂気が思いつくなと思い，感心してしまいました．一番最初の物語である「おかえし」については，方法が類似した事件がヨーロッパで実際にあり，「実際に模倣したのではないか…？」と少しゾクッとしたものがあります（映画公開後に事件がありました）
音楽：★★☆☆☆
無音，有音の組み合わせで，その切り替わりが面白いと思います．ただし，役者の声が中心で，音楽的な要素の工夫はあまりありません．
演技：★★★★☆
恐怖，恨みといった感情が，非常に巧みに演じられていると思います．ただそれ以外の感情は，あまり感じ取ることができません（ストーリーや演出のため，仕方ないのですが…）
感想
「おかえし」「おもてなし」，「パンク」，「ヒーローになるために」，「愚息」，「HAPPY WEDDING」の６つの短編映画で作られています．とてつもなく新鮮で，ブラックユーモアに溢れています… 暴力と復讐というのが基本的なテーマで，全てに人間の狂気を感じる内容です．悪事が悪事を呼び，悪い方向にどんどん進んでいく… スッキリとする内容のものは一つもありません！悪い事をしてはいけないと思いました（笑）
※ グロテスクなシーンがありますので，そういったものが苦手な方にはオススメしません．
【オススメ映画：２】ジャッジ・ドレッド（原題：Dredd）
こんな方にオススメ：アメコミが好きな方，ガンアクションが好きな方（グロテスクが苦手な方には，オススメしません）
オススメ度：★★★☆☆
映像・演出：★★★★☆
ストーリー：★★☆☆☆
音楽：★★☆☆☆
演技：★★☆☆☆
キャスト・スタッフ
キャスト：カール・アーバン，オリヴィア・サールビー，レナ・ヘディ，ウッド・ハリス，他監督：ピート・トラヴィス
脚本：アレックス・ガーランド
あらすじ
毎分12件もの凶悪犯罪が発生するメガシティ・ワン。そこでは、陪審員、裁判官、刑執行全ての権限を与えられた集団ジャッジが、街の治安を維持していた。ジャッジの精鋭ドレッド（カール・アーバン）は、新人のアンダーソン（オリヴィア・サールビー）と共にギャングを率いるマーマ（レナ・へディ）が支配する超高層ビルに乗り込む。だが、マーマはビルを完全封鎖した上に、住民たちにドレッドの殺害命令を下す。絶体絶命という状況下で、ドレッドは7万5,000人もの敵を相手に戦う決意をする。
評価点
映像・演出：★★★★☆
撮影方法・演出は面白いと思います．マトリックスなどに似ている感じもあるので，賛否は分かれると思いますが，最後に敵が倒れるシーンは，スローモーションを上手く使った他にあまり無い撮影・演出になっていると思います．監督：ピート・トラヴィスの「バンテージ・ポイント」が好きなので，若干偏った評価だと思いますが（笑）
ストーリー：★★☆☆☆
イギリスのコミックが元になっています．アメコミ的な展開がお好きな方にはオススメですが，個人的には若干マンネリ化した展開だという感想でした．
音楽：★★☆☆☆
音楽は，緊迫感のあるシーンがほとんどなので，あまり大きな変化はなく一辺倒な印象です．
演技・演出：★★☆☆☆
演技はどうかな？と思うところが多数あります．
感想
スローモーという薬物が一つの鍵として使用されており，基本的にはアクション映画ですが，スピーディーな感じと時折出てくるスローモーションのシーンがいいアクセントになっていると思いました．ストーリーの元は，コミックなのでアメコミのような，「正義は勝つ」という内容なので，観なくてもわかりますが，アメコミがお好きな方にはオススメできると思います．
※ グロテスクなのが苦手な方には，オススメしません．
【オススメ映画：１】オデッセイ（原題：The Martian）
こんな方にオススメ：SFが好きな方，宇宙が好きな方
オススメ度：★★★★☆
映像：★★★★☆
ストーリー：★★★☆☆
音楽：★★★★☆
演技・演出：★★★☆☆
キャスト・スタッフ
キャスト：マット・デイモン，ジェシカ・チャステイン，マイケル・ペーニャ，ケイト・マーラ，他
監督：リドリー・スコット
脚本：ドリュー・ゴダード
あらすじ
火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー（マット・デイモン）。乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、ワトニーは生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。
評価点
映像：★★★★☆
地球や火星の映像，宇宙空間の映像などは，とにかく綺麗！実際にこんな場所なのかな？と思わせてくれるような映像の美しさです．
ストーリー：★★★☆☆
火星に置き去りにされる流れは，リアリティのある感じです．その後の流れは「ヒーローを求めるアメリカが作った映画ですね…」という感じ．もちろん悲劇的な感じで終わってもどうしようもないので，仕方ないのですが，映画を観る前からわかりやすい展開です．
音楽：★★★★☆
昔のディスコで流れていた音楽を使うなど，懐かしい曲がいくつか使用されています．曲のチョイスは他の映画と一線を画していて，面白いと思います．ただ曲の使うタイミングや「緊迫しているはずの場面にこの音楽でいいの？」というような軽い感じもしました．
演技・演出：★★★☆☆
本来であれば絶望的な状況なのですが，そういった演出は少ないと思います．また「食糧不足をどう解決していくか？」というシーンがいくつか出てきますが，それによって痩せてしまうという部分は見られず．もちろん宇宙飛行士なので，どんな場面でも冷静だと思うのですが，全体的にあまり危機感が感じられません．「年月が経ってヒゲと髪がのびました」程度の表現しかないため，リアリティという部分ではどうかな？という印象です．
感想
どんな困難にも諦めずに立ち向かう，という主人公の姿勢は，非常に感銘を受けます．映画の最後に主人公が言うセリフ「まず始めるんだ．問題を一つ解決したら，次の問題に取り組む．そうして解決していけば（地球に）帰れる」，これは私たちの生活にも活かせる教訓なのではないかと思います．
映像美は素晴らしいですが，映画のストーリー的には，個人的にあまり好きではありませんでしたが，宇宙に関連する映画がお好きな方は，一度見ても良いかもしれません．
【当サイトについて】映画好きが個人的な評価と感想を書いていくサイトです．
どうも，ただの映画好きです．
簡単に当サイトについて，説明します．
サイト運営者のプロフィール
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あくまで個人的な評価ですので，私以外の方と一致しないこともあると思いますが，次に観る映画を選ぶ参考に，活用いただければと思っています．
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サイトを始めたワケ
今までいろいろと映画を見てきましたが，ただの娯楽として，なんとなく観てきました．もちろん人生に生きる教訓などを学ぶ機会にもなりましたが，それは私の中で完結するものでした．
ただせっかく観るのであれば，いろいろな方に紹介して，少しでもみなさんと共有できればと思い，このブログを始めました．
もちろん個人的な評価・感想ですので，みなさんと一致したものではないと思いますが，それも含めて共有できればいいと思っています．ですので，コメントなどがありましたら，送っていただけると嬉しいです．
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